山崎直子さん 宇宙飛行の前に書いた遺書で気持ち切り替え「行く時はワクワク、ドキドキしか」

[ 2024年4月29日 14:41 ]

山崎直子さん
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 宇宙飛行士の山崎直子さん(53)が29日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演し、自身の宇宙に向けた準備について語った。

 天体や「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などのSF作品に触れ、中学生ごろから宇宙に興味を持つようになったという。東大大学院を卒業後、「宇宙工学というものを学んで、まず宇宙開発というものに携わりたいなと思ったんです」と、現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。2010年、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し、国際宇宙ステーションの組み立て補給ミッションに従事した。

 過去にはスペースシャトルの事故も目の当たりにした。パーソナリティーの「パンサー」向井慧から「あらためて自分で飛ぶ瞬間というのを見て、最悪の事態もあるものですか?頭に」と問われると、山崎さんは「そうですね。宇宙飛行士は宇宙に行く前に、遺書といいますかね、ひと通り書くんです。万が一の時、残された周りの方が困らないように、まとめておく」と明かし、驚かせた。

 遺書を作ることで、心の切り替えができたそうで、「それをやっておくと、そこで逆に安心できるので、行く時はワクワク、ドキドキしかないですね」と振り返っていた。

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