山崎直子さん 宇宙滞在期間に日の出を見た日数「地球の周りを90分で1周…訳が分からなく」

[ 2024年4月29日 15:57 ]

山崎直子さん
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 宇宙飛行士の山崎直子さん(53)が29日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演し、宇宙滞在期間について語った。

 天体や「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などのSF作品に触れ、中学生ごろから宇宙に興味を持つようになったという。東大大学院を卒業後、「宇宙工学というものを学んで、まず宇宙開発というものに携わりたいなと思ったんです」と、現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。2010年、スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し、国際宇宙ステーションの組み立て補給ミッションに従事した。

 山崎さんの滞在期間は15日間。「本当にあっという間だったので、もっと長くいたかったです」と振り返った。時差について聞かれると、「国際宇宙ステーションは地球の周りを90分で1周してしまうんですね、そもそも。90分ごとに日の出を見るので、1日に16回、日が昇る。訳が分からなくなるんです」と笑わせた。

 時差ぼけならぬ“宇宙ぼけ”もあるという。「イギリスのグリニッジ標準時間に合わせて、宇宙船の中で過ごしているんですけど」。米テキサスに本部がある米航空宇宙局(NASA)とも時差が生じるといい、「戻ってくると時差ぼけを感じます」と話していた。

 15日間の宇宙滞在を「せわしなかったですね」と回想。「実験とかも何十個とか。5分単位くらいでスケジュールが組まれるので。でも夜ご飯はみんなで食べ終わった後、寝る前、10時に消灯なんですけど、その間1、2時間ある時が、ほっとする時間です」と振り返った。

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