氷川きよし 本紙に明かしたロゴ「KIIZNA」に込めた思い「1つ目の7は男、2つ目の7は女」

[ 2024年4月29日 05:00 ]

22年、活動休止前最後の紅白歌合戦で熱唱する氷川きよし
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 1年4カ月の活動休止を経て8月に復活公演を開催することを27日に発表した氷川きよし(46)が、所属事務所から独立し立ち上げた新会社「KIIZNA」のロゴに込めた思いを本紙に明かした。

 「絆」を大切にしたいという思いから、自身の愛称「kiina(キーナ)」に「Z」を加えて「キズナ」と読ませる新社名。ロゴの「Z」に斜線が2本あるのは、数字の「7」を2つ重ねているためだという。

 「1つ目の7は男、2つ目の7は女。男でも女でもあり、ナチュラルに人間でもあるという意味。自分で考えました」

 2000年にデビューするや、アイドルのようなルックスで「演歌界のプリンス」と呼ばれ人気を集めた。一方、19年以降は「kiina」として女性的なメークや衣装でジェンダーを超えた美を追求してきた。羽織はかまで勇ましく歌うのも、ボンデージ風の衣装でセクシーに魅せるのも、どちらも氷川。その唯一無二のスタイルを復活後も極めていくという思いをロゴに込めたとみられる。「こだわりが強く、病気だと思います(笑い)」とお茶目に振り返るほど、妥協せず徹底して考え抜いたようだ。

 なぜ独立したのか。19年以降は「自分らしく、ありのまま生きる」と掲げて独自の表現を続け、活動休止する昨年1月まで事務所に属したままバックアップを得てきた。関係者によると、氷川は休止後、海外に数カ月間滞在。異文化に触れたことで、もともと強かった創作意欲が刺激され「これまでにないジャンルに1人で挑戦してみたいと思い立ったようです。事務所とは話し合いを重ね、独立で合意した。独り立ちの第一歩としてロゴの創作に徹底してこだわったと聞きました」(関係者)という。

 現在は8~10月の復活公演に向けた準備などに追われ「だいぶ大変です」と氷川。ステージはもちろんのこと、それ以外でもどのようなこだわりを見せてくれるのか、細部まで要注目だ。

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