田崎史郎氏 衆院補選・東京15区の結果に「これで小池さんの国政復帰の待望論というのはしぼんでいく」

[ 2024年4月29日 14:36 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が29日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。28日に投開票された衆院3補欠選挙について言及した。

 派閥の裏金事件後初の国政選挙で、自民党は候補を唯一擁立した島根1区で立憲民主党に惨敗した。東京15区、長崎3区は不戦敗で全敗。立民が全勝した。

 3選挙区は元々自民の議席で、岸田降ろしが本格化する可能性がある。東京15区で小池百合子東京都知事が全面支援した無所属の作家乙武洋匡氏が落選し、集票力を誇った小池神話の陰りが指摘され始めた。

 田崎氏は、東京15区の結果に「小池さんが全力投球してこの結果ということですよね。乙武さんは自民党が推薦しようとしたのに、自民党に推薦されると逆風になるっていうんで断ったんですね。断ると、自民党の人たちは、それなら(応援を)やるわけねえじゃないかって反発する。公明党の一部は裏で動いたんです。だから、その効果は多少はあったんですけど、自民党支持層と公明党支持層ではパイの大きさが違うので、自民党支持層が協力しなかったのは痛かったし、それが小池さんの力をもってしても動かなかったわけですね。これで小池さんの国政復帰の待望論というのはしぼんでいく感じがします」と自身の考えを述べた。

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