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佳純、初戦へ美誠がアシスト 北朝鮮選手攻略へ「クセ聞いた」

[ 2016年8月5日 10:43 ]

試合会場で調整する石川佳純

 リオデジャネイロ五輪の卓球女子日本代表がメダル取りへ一丸態勢だ。3日の組合せ抽選会から一夜明けた4日、練習を公開。シングルス初戦となる3回戦で北朝鮮のカット型、キム・ソンイと対戦することが濃厚な石川佳純は、伊藤美誠から攻略のヒントを聞いたことを明かした。

 「やってみないと分からないところがある。クセとかをちょっと聞きました」

 石川はキムと対戦したことがない。そのため、3月の世界選手権団体戦(マレーシア・クアラルンプール)で難敵と2度対戦(1勝1敗)している伊藤にアドバイスを求めた。その試合は間近で見ていて対策法を自分なりに持っているものの、勝利の確率をより上げるために8歳下の視点も取り入れようとしたのだ。

 先輩から助言を乞われた代表の高校1年生は「ラバーの種類とかを聞かれました。しっかり伝えたと思います。3分ぐらい話をしました」と、説明。伊藤は団体戦のみの出場で出番はまだ先。シングルス終了までは、自分の調子を上げながらサポート役も演じていく。3人の強い結束で表彰台へと突き進む。

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2016年8月5日のニュース