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高見沢 初五輪切符!終盤に転倒もド根性 大会新V「夢が現実に」

[ 2016年6月26日 05:30 ]

<女子3000メートル障害>9分44秒22で優勝した高見沢安珠。リオ五輪代表を決めた

陸上 日本選手権第2日

(6月25日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
 <女子3000メートル障害>初の五輪出場を決めた高見沢は「夢が現実になった。うれしい気持ちでいっぱい」と涙ぐみながら喜んだ。

 「いいライバル」という森(積水化学)との一騎打ち。終盤に障害を越えた直後の転倒で差をつけられたが、執念で追い付き、最後の直線で突き放した。自己ベストを9秒以上更新する大会新記録での栄冠に「陸上人生で1、2番に入る強い気持ちで挑めた」と誇らしげに勝因を語った。

 ◆高見沢 安珠(たかみざわ・あんじゅ)15年アジア選手権代表。昨年の日本選手権女子3000メートル障害はジュニア日本新記録で優勝した。三重・津商高出、松山大。1メートル64、51キロ。20歳。三重県出身。

 ◇女子3000メートル障害
(1)高見沢安珠(松山大) 9分44秒22
(2)森 智香子(積水化学) 9分45秒27
(3)三郷実沙希(スズキ浜松AC) 9分54秒21

[世]ガルキナ(ロシア) 8分58秒81
[日]早狩 実紀 9分33秒93
派遣設定記録 9分26秒42参加標準記録 9分45秒00

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2016年6月26日のニュース