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体操女子代表5選手発表 18歳内山「責任感じる」初切符

[ 2016年6月26日 05:30 ]

リオ五輪出場を決めた体操女子の(左から)寺本明日香、村上茉愛、杉原愛子、宮川紗江、内山由綺

 日本体操協会は女子のリオデジャネイロ五輪代表選手に寺本明日香(中京大、レジックスポーツ)、村上茉愛(日体大)、杉原愛子(梅花高、朝日生命)、宮川紗江(西武台高、セインツク)、内山由綺(スマイルク)の5選手を選出した。代表候補7人による最終試技会がこの日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、これまでの選考会の結果に試技会の内容を加味して協議した結果、選考会の上位5選手が順当に代表入りし、河崎真理菜(平塚学園、とらい体操ク)と笹田夏実(日体大)がの2人が落選した。

 実質5番手で初切符を勝ち取った18歳の内山は「すっごくうれしいし、責任も感じる」と笑顔を見せた。日本は昨年の世界選手権団体5位で、メダルを視野に捉える。塚原千恵子・女子強化本部長は「(全員が)バチッといけば、おもしろい。平均台が勝負の要。内山さんには頑張ってもらわないといけない」と内山に期待を寄せる。1メートル60の長身を生かしたダイナミックさが持ち味の内山も「段違い平行棒と平均台で点数を稼ぐのが役目だと思う」と自覚たっぷりだった。

 ◆内山 由綺(うちやま・ゆき)15年世界選手権で初代表に選ばれたが、故障で欠場。東京・帝京高出、スマイルク。1メートル60、49キロ。18歳。東京都出身。

 ◆宮川 紗江(みやかわ・さえ)14年南京ユース五輪で跳馬銅メダル。初出場の15年世界選手権で床運動4位。埼玉・西武台高2年、セインツク。1メートル48、41キロ。16歳。東京都出身。

 ◆寺本 明日香(てらもと・あすか)初出場の12年ロンドン五輪で団体総合8位、個人総合11位。愛知・名古屋経大市邨高出、中京大3年、レジックスポーツ。1メートル42、37キロ。20歳。愛知県出身。

 ◆杉原 愛子(すぎはら・あいこ)15年はNHK杯とアジア選手権の個人総合を初制覇し、世界選手権に初出場。大阪・梅花高2年、朝日生命。1メートル49、39キロ。大阪府出身。16歳。

 ◆村上 茉愛(むらかみ・まい)世界選手権は初出場の13年に床運動4位、15年に個人総合6位。東京・明星高出、日体大2年。1メートル48、48キロ。19歳。東京都出身。

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2016年6月26日のニュース