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新星19歳ジュリアン圧巻V ジャマイカとハーフ「ヤバイです」

[ 2016年6月26日 08:03 ]

男子400メートルで優勝したジュリアンは両手を広げて喜ぶ

陸上 日本選手権第2日

(6月25日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
 <男子400メートル>ウォルシュ・ジュリアンが45秒35で優勝し、リオ五輪出場を決めた。スタートから一気に加速するとその勢いのままゴール。参加標準記録(45秒40)を突破した。

 「最後の最後でやっと出せてうれしい。アドレナリンが出てヤバイです」と白い歯がこぼれた。ジャマイカ人の父と日本人の母を持ち、400メートルは高校時代から挑戦。今大会の予選でも45秒54と自己記録を更新するなど伸び盛りの19歳だ。「このタイムでは全然駄目。45秒切るくらいじゃないと駄目」と残り100メートルの走りを課題に挙げ、「ちゃんと練習してリオ五輪のファイナルを走りたい」と大舞台を見据えた。

 ◆ウォルシュ・ジュリアン ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ。14年の世界ジュニア選手権男子1600メートルリレーで2位。ことしのセイコー・ゴールデングランプリ川崎の400メートルで優勝した。埼玉・東野高出、東洋大。1メートル75、75キロ。19歳。ジャマイカ出身。

 ◇男子400メートル
(1)ウォルシュ ジュリアン(東洋大) 45秒35
(2)加藤 修也(早大) 45秒71
(3)北川 貴理(順大) 45秒93

[世]ジョンソン(米国) 43秒18
[日]高野  進 44秒78
派遣設定記録 44秒89参加標準記録 45秒40

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2016年6月26日のニュース