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田原 着地に失敗…五輪出場厳しく

[ 2010年1月12日 06:00 ]

 フリースタイルスキー・エアリアルW杯第3戦カルガリー大会が行われ、男子予選で田原直哉(29=徳洲会)は31位、倉田孝太郎(31=猪苗代ク)は35位に終わり、上位12人による決勝に進めなかった。田原は後方3回転4回ひねりで着地に失敗して72・12点。五輪出場権を決める世界ランクは18日に確定するが、その前に行われるW杯は15日のディアバレー(米国)大会のみで、田原の五輪出場は厳しくなった。

 田原は予選31位でポイント獲得に失敗。世界ランクは36位にとどまり、上位25人に与えられる五輪出場権確保は難しくなった。五輪は1カ国4人までのルールがあるため他国の動向次第で望みはあるが、残るW杯は1戦だけ。06年9月に体操から転向し、4シーズン目の29歳は「バンクーバーに出場するために転向したけど、今は(その後も)続けたい。ただ、続けるためには五輪出場が重要になる。あきらめようとは思わない」と悲壮な決意を口にした。

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2010年1月12日のニュース