×

広島と長崎の動き…五輪東京招致委は冷静に受け止める

[ 2009年10月11日 20:03 ]

 広島市と長崎市が2020年夏季五輪招致の検討委員会発足を決めたことについて、16年五輪招致に失敗した東京都招致本部の荒川満本部長は11日、「東京は民意と国の支援を得られるかを判断して立候補するかを決める。JOC(日本オリンピック委員会)の判断が重要になる」と冷静に受け止めた。

 同本部長は、まだ16年五輪招致の敗因を分析中で、20年五輪に海外のどの都市が立候補するかも考慮する必要性を指摘。平和を訴える理念には、招致委員会関係者は「非常に分かりやすい。『ヒロシマ』という名前は知名度も高い」と評価。複数都市開催について、ある招致委幹部は「広域すぎるとIOC(国際オリンピック委員会)に受け入れられないと思う」と話した。

続きを表示

2009年10月11日のニュース