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塚原 復調アピールV!でも不満…

[ 2009年7月27日 06:00 ]

 陸上のトワイライトゲームスは26日、東京・代々木公園陸上競技場で行われ、左ひざ裏の腱を痛めた6月の日本選手権準決勝以来のレースとなった短距離界のエース・塚原直貴(24=富士通)が男子100メートルに出場して、10秒17で優勝した。約3週間後に迫った世界選手権(8月15日開幕、ベルリン)前最後のレースで復調をアピールしたが、世界での飛躍を目指す24歳は自らのタイムに不満顔だった。

 ゴールした瞬間、ちょんまげヘアの塚原が観客に向けて「ごめん」と謝った。日本選手権決勝で棄権した借りをタイムで返したかっただけに10秒17には「全然満足していない」。それでも2週間前に練習を再開したばかりでの実戦復帰に「前と同じレベルに戻ってこられた」と笑顔も出た。奇抜な髪形やビッグマウスにも注目が集まるが、日本を背負うエースは「(本番では)しっかり走りの方でアピールする」と力強く言い放った。

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2009年7月27日のニュース