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末続 疲労抜けず3位も「あきらめない」

[ 2008年6月28日 06:00 ]

 陸上日本選手権の男子二百メートルで日本のエース末続が3位に終わった。20秒67だった予選より遅い21秒16。1位の高平に0秒42、2位の斎藤に0秒36もの差をつけられた。日本人選手に負けるのは00年シドニー五輪準決勝(伊東浩司)以来8年ぶり。「精いっぱいやった中でダメだった。僕の負けです。悔しいっす」と表情をゆがめた。

 快調にスタートしたが「焦ったわけではなく(スタミナが)持たなかった」と徐々に失速。終盤で高平、斎藤にあっさりかわされた。今季は5月の北京オープンで予選20秒92、準決勝20秒91で、決勝は回避するなどここまで調子がいまひとつ。6月に入って練習の強度を高めていたが、逆に「疲労が抜けていない感じ」(高野コーチ)になった。代表内定は持ち越しも「オリンピックのためにやってきた。絶対あきらめません」と五輪本番へ巻き返しを誓った。

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2008年6月28日のニュース