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石原都知事は賛同「立派な姿勢」

[ 2008年4月19日 06:00 ]

 東京都の石原慎太郎知事は18日の会見で、善光寺がチベット問題などを理由に北京五輪の聖火リレー出発地を辞退したことについて「立派な姿勢。同じ仏教徒への哀れみや共感で、拒否したのはむべなるかなという感じ」と述べた。

 知事は、聖火リレーを舞台にした抗議活動がなければ、チベット問題は世界的な注目を浴びなかったとし「善しあしは別として混乱のおかげで窮状が分かってきた」と指摘。「独自の文化や長い伝統を持った民族が、大きな政治の力で淘汰(とうた)されていくのは見るに忍びない」と述べた。

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2008年4月19日のニュース