角田裕毅が7年ぶり日本人F1ドライバー!来季アルファタウリ・ホンダからデビュー

[ 2020年12月16日 17:42 ]

角田裕毅(C)Honda
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 自動車F1シリーズのアルファタウリ・ホンダは16日、来季のドライバーに角田裕毅(20)を起用すると発表した。日本人F1ドライバーは2014年の小林可夢偉(当時ケータハム)以来、7年ぶり。来季はピエール・ガスリー(24=フランス)とドライバーコンビを組む。F1の2021年シーズンは来年3月21日決勝のオーストラリアGPで開幕し、全23戦を予定。日本GPは第18戦で、三重・鈴鹿サーキットで10月10日の決勝が予定されている。

 神奈川県出身の角田は2019年から海外に挑戦し、今季はF1傘下のF2シリーズにカーリンから参戦して3勝を挙げるなど総合3位。F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを取得していた。15日にはUAE・アブダビのヤスマリーナ・サーキットで行われた若手ドライバー対象の合同テスト走行に参加。今季のアルファタウリ・ホンダのマシンに乗り、計123周で全体5番手となる最速1分37秒557をマークしていた。

 角田はチームを通じ、「ほとんどのドライバーと同じようにF1でレースをすることが常に自分の目標だったので、とても満足しています。このチャンスを与えてくれたアルファタウリ、レッドブル、(ヘルムート)マルコ氏、ホンダの皆さん、これまでのキャリアの全てのサポートに感謝したいと思います」とコメント。「来年は日本の大勢のF1ファンの希望を背負うことになる。彼らのためにもベストを尽くしたい」と意気込んだ。

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2020年12月16日のニュース