角田裕毅F1デビュー決定 ホンダの育成プログラム出身は佐藤琢磨以来13年ぶり

[ 2020年12月16日 18:14 ]

角田裕毅(C)Honda
Photo By 提供写真

 ホンダは16日、同社のドライバー育成プログラム出身の角田裕毅(20)が来季のF1世界選手権シリーズにアルファタウリ・ホンダから参戦することが決まったと発表した。日本人F1ドライバーは2014年の小林可夢偉(当時ケータハム)以来7年ぶりだが、ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては02~08年の佐藤琢磨以来13年ぶり。レッドブルとアルファタウリにパワーユニットを供給しているホンダは、来季限りでのF1からの撤退が決まっている。

 角田のコメント
 「レースの世界で戦う多くのドライバーと同じように、僕にとってもF1ドライバーになることは、小さな頃からの夢でした。ですので、来年からF1の舞台でレースができることを本当にうれしく思っています。僕にこのような機会を与えてくれたアルファタウリ、レッドブル、ヘルムート・マルコ博士、それに僕のキャリアを長年にわたりサポートし、欧州で戦うチャンスをくれたホンダにはとても感謝しています。また、今年F2を一緒に戦い、僕に多くのことを教えてくれたカーリンをはじめ、これまでのキャリアで所属してきた全てのチーム・関係者の皆さんにも、この場を借りて感謝の言葉を送ります。僕が来年F1でレースをすることは、日本で応援してくれるファンの皆さんの夢を背負って戦うことでもあると思っています。みなさんと一緒にさらなる夢をかなえられるよう、これからも全力で戦っていきます」

 アルファタウリ・ホンダのフランツ・トスト代表
 「レッドブルはここ数年、角田選手のパフォーマンスを注視してきました。今年のF2でのパフォーマンスからも、レースでのアグレッシブな姿勢と技術的な部分に対する理解の深さを見て取ることができましたし、彼が間違いなくチームにとって大きな力になることを確信しています。11月にイモラ・サーキットで2018年型のマシンをドライブした際には、コンスタントにペースを刻みながらもセッションを重ねるごとに進歩を見せ、我々のエンジニアに対してもマシンについて良いフィードバックを返していました。当然、ホンダのエンジニアとのパワーユニットに関するコミュニケーションを取る際にも全く問題はありませんし、そのことはチームにとっても大きなアドバンテージになります。今週のアブダビでのテストでも、彼の習熟の早さを見て取ることができました。彼がF1ドライバーになる準備はできています」

 本田技研工業 八郷隆弘代表取締役社長
 「まずは角田選手に“F1レギュラードライバー昇格おめでとう!”と伝えたいです。また、F1を夢の舞台として目標とする若手ドライバーたちを長年応援している私たちにとって、角田選手がF1のレギュラードライバーの座をつかんだことはひとつの夢がかなったことになり、とてもうれしく思います。世界最高峰のステージでの戦いはこれまで以上に険しいものになるとは思いますが、世界最速という次の夢を追う角田選手がそこで大活躍をしてくれることを楽しみにしています」

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