出展数は東京の6倍…「広州モーターショー」開幕 

[ 2010年12月21日 06:00 ]

中国広東省広州市で始まった広州モーターショー

 北京、上海に次ぐ中国三大自動車展示会の一つ「広州モーターショー」が20日、広東省広州市で開幕した。日本や欧米のメーカーがそろって出展。世界最大市場の中国で販売を拡大しようと、新型車などをアピールした。

 日系メーカーもトヨタ自動車、日産自動車など各社が出展。ホンダは中国の広州汽車との合弁会社が開発、生産する中国向け独自ブランド「理念」の量産車を初公開し、「中国の消費者に信頼され愛されるブランドにする」と意気込みを示した。
 ドイツのフォルクスワーゲン(VW)や米国のゼネラル・モーターズ(GM)など欧米の大手も軒並み参加。主催者によると部品メーカーも含めた出展社数は600社余りで、2009年に開かれた前回の東京モーターショーの約6倍に上る。
 中国は今年の新車販売台数が1800万台に達する見通しで、2年連続で米国を上回り世界首位となるのが確実となっている。27日までの期間中に、約50万人の来場者を見込んでいる。

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2010年12月21日のニュース