また急加速…トヨタ“反論”の公開実験

[ 2010年3月10日 06:00 ]

 米カリフォルニア州南部サンディエゴで8日、男性がトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」を高速道路で運転中、アクセルペダルが戻らず減速できなくなったとして、約20分後に警察のパトカーが強制的に止めるトラブルがあった。米メディアが報じた。男性にケガはなかった。時速約150キロまで加速し、男性が警察に通報。男性はエンジンを切って車を減速させ、最後は駆けつけた警官がパトカーを車の前につけて停止させた。

 一方、トヨタ自動車は同日、トヨタ車の「突然の急加速」は電子制御システムの欠陥が原因とする米専門家の指摘に反論するため、外部の専門家を招いてロサンゼルスで異例の公開実験を実施し「電子制御(システム)が原因ではない」と結論付けた。

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2010年3月10日のニュース