宮崎県と日産 電気自動車の普及で協力

[ 2009年11月13日 14:40 ]

 宮崎県と日産自動車は13日、電気自動車の普及を目指すために官民で協力することで合意し、東国原英夫同県知事と日産の志賀俊之最高執行責任者が、横浜市の日産本社で協定を締結した。

 今後は協定に基づき、充電設備などのインフラ整備を共同で進める。このほか、宮崎県内の公共施設や商業施設で、駐車料金を割安にするなど電気自動車の優遇策を検討する。
 日産は2010年に日米欧で電気自動車「リーフ」の発売を予定。これまでにも神奈川県、横浜市、さいたま市の3県市と同様の協定を結んでいる。
 締結式で東国原知事は「宮崎県は、太陽光発電の拠点を目指しており、その電力を活用して電気自動車を普及させていきたい」と述べた。日産の志賀最高執行責任者も「今回の協定で、地方においても電気自動車が大きな可能性を持つことを示していきたい」と話した。

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2009年11月13日のニュース