日米大手の8月米新車販売 トヨタなど3社が増加

[ 2009年9月2日 09:39 ]

 自動車メーカー各社が1日発表した8月の米新車販売台数によると、米政府による低燃費車の購入支援制度を追い風に、トヨタ自動車が前年同月比6・4%増と、2008年4月以来、1年4カ月ぶりにプラスに転じるなど、日米の大手6社中3社が増加した。

 米基幹産業の自動車業界の底打ち傾向が鮮明になったことで、米景気回復への期待感が高まりそうだ。ただ米政府の支援制度は8月下旬に終了しており、9月以降に反動が出る恐れも指摘されている。
 ホンダは08年6月以来、1年2カ月ぶり、フォード・モーターは2カ月連続で増加した。
 一方、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営破綻したゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーはともに減少が続き、回復の遅れが目立った。(共同)

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2009年9月2日のニュース