×

あのスリムなLEDが巨大化する!? シトロエン「C4」ファミリーが初の大幅改良プロトタイプを初スクープ

[ 2024年5月19日 17:00 ]

シトロエン e-C4X 改良新型プロトタイプ スパイショット

初代C4は2004年に登場、翌2005年には日本市場にも導入されている。現行型となる第3世代は2020年にデビュー、フルエレクトリックモデル「E-C4 ELECTRIC」が設定されたほか、2022年には「C4」と「C5 X」の中間に位置し、ファストバックとSUVを融合した「C4 X」と電動「E-C4 X」が導入された。今回の大幅改良では、これらすべてのC4ファミリーの一斉アップデートが予想される。

シトロエン e-C4X 改良新型プロトタイプ スパイショット

捉えたプロトタイプは、フロントエンドを厳重にカモフラージュ、その下に新しいヘッドライトセットアップを隠している可能性ありそうだ。2015年に導入された「C4 カクタス」は、現在人気のスプリットヘッドライトの先駆者の一台だったが、C4とC4 Xは最新のデザインを取り入れる可能性がある。

現行型では、ノーズに超スリムなLEDデイタイムランニングライトを装備、その下にメインヘッドライトが配置されている。しかし、改良新型ではDRLの場所に、より大型のシステムが置かれるか、またはプロジェクターLEDヘッドライトが装備されるか可能性もある。現在のメインヘッドライトが配置されている場所は狭い開口部を除いて完全に覆われており、何が起こるのか予測できない。いずれにしても大掛かりなデザイン変更が予想されるだろう。

シトロエン e-C4X 改良新型プロトタイプ スパイショット
シトロエン e-C4X 改良新型プロトタイプ スパイショット

そのほか、バンパーのアップデート、ドア下部の微調整が行なわれる。また後部では、テールライトのグラフィックが新設計されるはずだ。

ちょうど1年前、E-C4 Xは、50kWhバッテリーを54kWh大容量バッテリーパックへと変更、航続距離が約17% 延長され、WLTPサイクルによる航続距離は、最大420 km(261マイル)の走行が可能になっており、改良新型ではキャリオーバーされる見込みだ。また内燃バージョンC4およびC4 Xは、今年2月に、最高出力136psを発揮する新開発の1.2Lマイルドハイブリッドエンジンを搭載しており、こちらもキャリオーバーされるだろう。

C4ファミリー大幅改良のデビューは、最速で2024年秋、遅れれば2025年初めとなりそうだ。


「あのスリムなLEDが巨大化する!? シトロエン「C4」ファミリーが初の大幅改良プロトタイプを初スクープ」の1枚めの画像
シトロエン e-C4X 改良新型プロトタイプ スパイショット

「F1」特集記事

「角田裕毅」特集記事

2024年5月19日のニュース