×

井上尚弥「今は僕の中では白紙です」 試合後会見で次戦について言及 中谷潤人に判定勝利!

[ 2026年5月2日 23:38 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA、WBC、WBO1位、IBF3位・中谷潤人(M.T) ( 2026年5月2日    東京ドーム )

<THE DAY>会見を終え、ガッツポーズする井上拓真(左)と井上尚弥(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が前WBC&IBF統一世界バンタム級王者・中谷潤人(28=M.T)を破り、自身の持つ男子史上最多記録を更新する7度目の4団体王座同時防衛に成功した。32戦全勝同士の“世紀の一戦”に勝ち、歴代2位タイとなる世界戦通算28勝目をマーク。試合後会見で次戦について言及した。

 「今後については今は僕の中では白紙です」

 2年ぶりの東京ドームで、史上初の日本人同士の4団体統一戦。日本ボクシング史上最多5万5000人のファンの前で勝者となったのは尚弥だった。

 初回はお互いフェイントの掛け合い。尚弥は左ジャブ、右ボディーストレートなどで時折り中に入ろうとするが、中谷は左のカウンターで中に入らせない。重苦しい立ち上がりとなった。ジャブを上下に散らして右を出すが、なかなかクリーンヒットが両者ともできない展開が続いた。

 8回に入って前への圧力をかけてきた中谷のパンチをかわし、左ジャブから右を繰り出すが、互いにクリーンヒットはない。10回に左目上の眉間の当たりを偶然のバッティングで中谷が流血。11回は尚弥が左右のアッパーで中谷にパンチを当てた。採点は116-112、115―113、116―112の判定3ー0で防衛に成功した。

 試合後会見では「自分の口から言えることはないと思う。大橋会長含め今後のプランがあると思う。そこからはじめていきたい。今は僕の中では白紙です」と今後について言及した。

 尚弥は従来、中谷戦をスーパーバンタム級での集大成と位置付けていたが、4月6日のTikTok生配信で「もう一つやりたいと思っている試合がある。それが終わればラスト挑戦でフェザー級(に上げる)」と明かした。同20日の公開練習では次戦に関する質問も出たが、答えていなかった。

 対戦相手として有力なのはWBA・WBC・WBO統一世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(26=米国、帝拳、23勝16KO)だ。井上尚が2位にランクしている米リング誌選定「パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)」で4位につけており、かねて井上尚戦を熱望。6月13日に3階級制覇を目指してWBA世界バンタム級王座挑戦が決まっており、その後はスーパーフライ級に戻って4団体王座統一を目指すか、それともスーパーバンタム級で井上尚とのビッグマッチに挑むのか、動向が注目されている。

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2026年5月2日のニュース