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元世界王者・谷口将隆「今の日本人ライトフライ級で勝てるのは自分だけ」 統一王者サンティアゴ討ちへ自信

[ 2026年2月11日 15:48 ]

会見した谷口
Photo By スポニチ

 プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者でWBA世界ライトフライ級7位、WBO世界同級9位の谷口将隆(32=ワタナベ)が4月3日に東京・後楽園ホールでWBA&WBO統一世界同級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)に挑戦することが11日、発表された。

 約3年3カ月ぶりの世界戦が決まった谷口は都内で会見し「世界の舞台に戻ってこられてうれしい。今の4団体王者の中だとサンティアゴとやるのが一番かみ合うと個人的には思っている。調子に乗っているとかではなく、客観的に見て今の日本人ライトフライで勝てるのは自分だけだと思っている」と強気な姿勢を見せた。

 統一王者サンティアゴは昨年3月に岩田翔吉(帝拳)に判定勝ち。フットワークを駆使してポイントアウトし、WBO世界同級王座を獲得した。昨年12月にはWBA世界同級王者だった高見亨介(帝拳)との統一戦に2―1判定勝ちし、王座統一を果たすなど日本人王者に連勝している“日本人キラー”ぶりを見せている強敵だ。東京で3度目の世界戦となるサンティアゴは動画でコメントし「感情の高ぶる一戦になる。谷口という偉大な戦士を相手にOとAのタイトルを誇りを持って防衛する」と2本のベルトの防衛に自信をのぞかせた。

 それでも谷口には自信の色がにじむ。高見戦を現地で視察していたといい「リターンがうまい。馬力で来る選手に対しては、のらりくらり交わしてポイントをピックアップするのがうまい選手で日本人選手が一番苦手とするタイプ」と警戒した上で「似たようなタイプになったときに別の戦い方があるのかな」と付け入る隙はあると見ている。

 勝って日本人7人目の統一王者となれば、4団体統一も見据えている。3月15日にはWBC世界同級2位の岩田翔吉(30=帝拳)がWBC正規王者ノックアウト・CPフレッシュマート(35=タイ)に挑戦。24年12月の東洋太平洋タイトルマッチで敗れたIBF同級王者タノンサック・シムシー(25=タイ)へのリベンジマッチにもつながる。「(次戦に)勝てればいろんな明るい選択肢が増える」と自身に言い聞かせる。

 決戦の舞台・後楽園ホールでの世界戦は、22年4月に自身が初防衛に成功して以来。「慣れ親しんだ場所だし、縁起が良いですよね」と自身3度目の“聖地”での世界戦に笑みを浮かべながら「強いのは重々分かっているが、サンティアゴに勝てば有名人になれると思う。当日は36分間だけ相手を上回ればいいし、ここから約2カ月作戦を練ってどう勝つか模索していきたい」。試合当日はプロデビューしてからちょうど10年という節目の日。一気に2本のベルトを手にし、ボクシング人生第2章をスタートさせる。

 4月3日に予定されている対戦カードは以下のとおり。

 ▽メインイベントWBA・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦―レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)vs谷口将隆(ワタナベ)

 ▽セミファイナル123・5lbs契約10回戦―小国以載(角海老宝石)vsジェルウィン・アンカハス(フィリピン)

 ▽東洋太平洋スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦―緑川創(EBISU K’s)vs加藤寿(熊谷コサカ)

 ▽ミドル級6回戦―細川チャーリー忍(金子)vs黒部竜聖(ワールドスポーツ)

 興行はU―NEXTで独占ライブ配信される。

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