李健太 元王者・永田大士に大差判定でWBO-AP新王者 4月に第1子が誕生予定「負けられなかった」
ボクシングDYNAMIC GLOVE on U-NEXT WBOアジア・パシフィック(AP)スーパーライト級王座決定戦10回戦 李健太(帝拳)《○判定●》永田大士(三迫) ( 2026年1月17日 東京・後楽園ホール )
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前日本スーパーライト級王者でWBO―AP同級1位の李健太(29=帝拳)が元WBO―AP王者の永田大士(36=三迫)に大差判定勝ちで新王者に輝いた。戦績は李が12戦11勝2KO1分け、永田が28戦21勝7KO5敗2分け。
李は初回からプレッシャーをかけ続ける永田に対し、左右のアッパーで動きを止めながら左ストレートで応戦。6回終盤からはノーガード気味で放つ右ジャブが次々と相手の顔面を捉えた。8回にはリングを広く使いながら左アッパー、左オーバーハンドを的確に当てるなど完全に支配し、ジャッジ1人がフルマーク、2人が8点差をつける圧勝だった。
自身2本目のベルトを獲得した李だが、KOを逃したことに悔しさをにじませながら「この試合に向けて凄く練習してきた。自信しかなかったので倒してベルトを巻きたかった。もっとメリハリをつけられれば認められる試合ができた」と自己評価を厳しめ。アウトボクシングを武器とする中、インファイトで体勢が崩れる自身の課題を修正できず。「途中まではよかったが、最後は前のめりになって気持ちも前にいってしまった。まだまだ練習をしないといけない」と表情を引き締めた。
4月ごろには第一子の長男が生まれる予定で「絶対に負けられなかった」。日本王者が指名試合を行う「チャンピオンカーニバル」が今年5月に想定されるため、今年上旬に日本王座を返上。妻のサポートを優先させる。「妻と最後の旅行とか、やりたいことをやってあげたい」と愛妻家の顔を見せながら「もっと上の景色を想定しながらトレーニングに励みたい」と見据えた。
対する永田は昨年6月のアジア2冠戦でキム・ジュヨン(35=韓国)に判定負けに続く2連敗。「ボディーワークが柔らかく、思っていたよりも近づけなかった。自分の工夫が足りなかった」と肩を落とした。
「1月18日の僕はいない」と「背水の陣」で臨んだ一戦だったが自身が保持していたベルトは取り戻せず。「そのおかげでこの日に集中できた。自分の中では精いっぱいやれることはやった」と声を震わせながら、ウエルター級への挑戦を視野に入れていることを示唆。「簡単に言ってはいけないがやっぱりボクシングが大好き。ゆっくり休んでから次に進みたい。下は向いていません」と気丈に振る舞った。
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