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堤聖也 43歳でも「ドネアはドネア」と警戒 将来は統一戦or「バンタムに上げてきたレジェンド」戦希望

[ 2025年11月6日 13:30 ]

世界戦に挑む堤聖也(左)と高見亨介(撮影・篠原岳夫)
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 ボクシングの帝拳プロモーションは6日、都内で会見を開き、12月17日に両国国技館で世界戦興行「U-NEXT BOXING 4」を開催すると発表した。WBA世界バンタム級タイトルマッチでは王者・堤聖也(29=角海老宝石、12勝8KO3分け)が世界5階級制覇の暫定王者ノニト・ドネア(42=フィリピン、43勝29KO8敗)と対戦する。

 堤は今年2月に比嘉大吾(志成)と引き分けて初防衛に成功したが、「角膜に傷が入っていた」という左目を5月に手術。同級暫定王者アントニオ・バルガス(米国)との団体内王座統一戦が不可能となり、休養王者に認定された。復帰後には正規王者に昇格したバルガスとの対戦が義務付けられていたが、バルガスが母親の死去で試合ができなくなったため、6月に暫定王座を獲得したドネアとの対戦が決まった。堤は正規王者に返り咲き、代わりにバルガスが休養王者となる。

 目の回復が順調で、8月にはメキシコでスパーリング合宿も消化した堤は都内で会見し、「急に対戦相手がバルガスから変わって動揺もあったんですけど、誰もが知るレジェンドと戦えるということを、とても光栄に思ってます」と抱負。「衰えは出ていると思うが、ドネアはドネアだなという印象。世間が思っている以上にハードな試合、凄く仕上げてくると思っている」と今月16日には43歳になる対戦相手の印象を口にした。

 激闘になるのでは、との質問には「でも、そうしないと勝てない、簡単に勝てる相手じゃないというイメージはできあがっているので、自分の心を強く持って、自分のボクシングをしっかり遂行できるように、この残り1カ月半、悔いのない準備をしていきたい」とコメント。「またヒヤヒヤさせてしまうと思いますが、面白い試合をちゃんとやろうと思います」とファンにメッセージを送り、「今のドネアに負けることは許されないと思う反面、怖いなといろんな感情が交じっている。尊敬できるボクサーに勝って少しでも自信をつけたい」と心境を述べた。

 今後のプランを問われるとバンタム級で他団体王者との統一戦を希望したほか、「あとは、スーパーフライ級からあのレジェンドがバンタム級に上げてきたということで、統一戦ができないならぜひ挑戦を受けたい」と4階級制覇王者の井岡一翔(志成)戦を希望。「ここで勝てばたくさん夢が広がる。それをつかむためにもこの試合に全力をぶつけて勝ちたい」と意気込んだ。

 同じ興行ではWBA世界ライトフライ級王者・高見亨介(23=帝拳、10勝8KO)がWBO同級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ、14勝9KO4敗)と王座統一戦で激突する。

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