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元IBF世界王者・尾川堅一“原点回帰”で再挑戦アピールだ 浦川さんのロゴ入りTシャツ着用し思い背負う

[ 2025年10月31日 16:56 ]

プロボクシング132ポンド(約59・8キロ)契約10回戦   尾川堅一(帝拳)《10回戦》プレスコ・カルコシア(フィリピン) ( 2025年11月1日    東京・後楽園ホール )

前日計量をパスした尾川(左)とカルコシア
Photo By スポニチ

 元IBF世界スーパーフェザー級王者でWBO世界同級2位の尾川堅一(37=帝拳)が31日、ノンタイトル10回戦の前日計量に臨み59・7キロでクリア。3戦ぶりのメインイベンターに「セミとは違ってやる気が出る。メインはめちゃくちゃ気分がいい、と書いといてください」と笑みを広げながら「世界戦に負けてから5戦目。いい加減アピールして、会長からゴーサインをもらえるような試合ができれば」と気合十分に話した。

 尾川は22年6月、英カーディフでジョー・コーディナ(英国)に2回KO負けで王座から陥落。23年4月に再起に成功してからは4連勝中だ。王座を失ってからは課題克服のため、重心の位置を下げるなどスタイルを模索してきたが「自分の悪い部分を直そうとボクシングが小さくなりすぎていた。修正できるところはして、もっとのびのびパンチを出していく、世界獲った時のストレートをイメージしてきたい。練習では手応えがあるので後は試合で出せるか、自分自身も楽しみ」と“原点回帰”で再起5連勝を狙う。

 2月に37歳を迎えたが、まだ老け込むわけにはいかない。「今がベストかは分からないが、スピードが落ちたら終わりと思っているが(田中)繊大トレーナーから遜色ないと言われる。まだまだできるし年齢は関係ないかな」と衰えを否定。「まだまだコンディションはつくれているので、来年になろうが不安はない。来年アタマがベストかな」と静かに再挑戦の時を待つ。

 この日は今年8月に急逝硬膜下血腫で亡くなった、同門・浦川大将さんのロゴ入りTシャツを着用して計量会場入り。生前に「一緒の興行に出るよりも尾川さんの試合は席で見たい」と話すなど、自身を慕っていた後輩への感謝の思いも込めながら「みんな浦川の思いを背負ってやっていきたいと思ったので今回つくらせてもらった」と勇姿を届ける勝利を見据えた。

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