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矢吹正道「紆余曲折」経て亀田3兄弟の元スパー相手とV1戦 サウジ興行と同日も「時間被らんでよかった」

[ 2025年10月31日 15:51 ]

<矢吹正道 防衛戦発表会>会見に臨む矢吹正道(撮影・松永 柊斗)
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 プロボクシングIBF世界フライ級王者・矢吹正道(33=緑、18勝17KO4敗)が12月27日に愛知県国際展示場で同級1位フェリックス・アルバラード(36=ニカラグア、42勝35KO4敗)との初防衛戦に臨むことが31日、都内で正式に発表された。

 今年3月、日本人初の2階級同時制覇を成し遂げた矢吹はこの日、都内で会見し「肩書きはチャンピオンだが、いつでも挑戦者の気持ちでリングに上がる。当日はどちらかがKOになると思うが、自分がKOで勝って次につなげられれば」と力強く意気込んだ。

 挑戦を受けるアルバラードはこの日、オンラインで参加。13年にWBA世界スーパーフライ級王者だった井岡一翔に0―3で敗れるも、18年にIBF世界同級王座を獲得し、若手時代には亀田3兄弟のスパーリングパートナーを務めた経験もある。46戦で一度もKO負けがなく、ダウン経験もないという難敵に対し、矢吹は「アグレッシブでキャリアもある強い選手。ここ最近では一番苦戦するんじゃないかな」と気を引き締めた。

 次戦については、アルバラードと契約するMPプロモーションズが3万ドル(約462万円)で興行権を落札。矢吹のファイトマネーは1万9500ドル(約300万円)と海外では報道されていたが、プロモーターを務める元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(38)は「報道で出ている金額とは桁が違う。全然払っている」と断言。11月にメキシコ開催の可能性が浮上したが、SAIKOU×LUSHプロモーションが興行権を買い取ったことで日本開催が実現。矢吹は「この試合をやらなかったら、(タイトル)返上やはく奪される可能性もあった。紆余曲折あったが、地元愛知県でやれるのはありがたい」と感謝し、気持ちを新たにした。

 試合当日はサウジアラビアのリヤドで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)、3階級制覇王者の中谷潤人(27=M・T)ら日本人選手が多く参戦する大型興行が開催されるが「そこは全く気にしていない。時間が被らんからいいかな」とニヤリ。「今はアルバラードのことだけだが、もちろん視野に入れてやっていきたい。どう転んでも自分はやりたい」と世界3階級制覇も見据えながら、まずは地元でベルトを死守する。

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