ハルク・ホーガンさん死去、71歳 「イチバァーン!」で日米を席巻した大人気レスラー
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アントニオ猪木さんと数々の名勝負を繰り広げるなど米国の大人気プロレスラーだったハルク・ホーガンさんが死去したことが、24日(日本時間25日)分かった。71歳だった。米の複数メディアが報じた。
米芸能専門サイトTMZによると、24日早朝、フロリダ州クリアウォーターにあるホーガンさんの自宅に救急隊が派遣された。オペレーターは「心停止」に関するものだと伝えた。ホーガンさんの家の外には多数のパトカーと救急車が停まっており、ホーガンさんは担架で救急車に運ばれた。
警察によれば、当局は午前9時51分に通報に応じ、ホーガンさんはクリアウォーター消防救助隊の隊員による治療を受けた後、近くの病院に搬送されたという。しかし病院で死亡が確認された。
ホーガンさんは1953年南部ジョージア州生まれ。79年にリングに登場し、80年代に日本を主戦場に戦っていた。83年に開催された「IWGP決勝リーグ戦」には米国代表として参加。決勝戦で猪木さんをアックスボンバーでKOして優勝を果たした。
81年から始めた右手人差し指を高々と上げ「イチバァーン!」と叫ぶ決めポーズも話題になり、リングコスチュームも黒のショートパンツに白字で「一番」と書いたものにする。「一番」と書かれたタンクトップやTシャツ、ハッピも発売された。以降 "ICHIBAN"はNo.1を意味する語としてアメリカでも有名な日本語の1つとなった。
ホーガンさんはプロレスを家族向けのエンターテイメントスポーツへと変貌させた。リング上での芝居がかったパフォーマンスは、子供たちとその親たちを魅了し、プロレスというスポーツに活気を与えた。
84年にアイアン・シークを破って世界ヘビー級王座を獲得した後、「ハルカマニア」でポップカルチャー現象を巻き起こした。この熱狂はその後も衰えることなく、彼のトレードマークであるバンダナと口ひげは、何十年にもわたりファンが真似して身につけていた。
96年にはヒーローから悪役へと変貌を遂げ、NWO(ニュー・ワールド・オーダー)を創設し、ハリウッド・ハルク・ホーガンとなった。これにより、彼自身とプロレス界はさらなる名声を獲得した。ホーガンさんは数え切れないほどの象徴的なパフォーマンスを披露してきた。その中には、02年の「レッスルマニア18」での今はハリウッドスターとして大活躍するドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)との対戦や、「レッスルマニア3」でのアンドレ・ザ・ジャイアントとの対決などがあり、またアルティメット・ウォリアーやランディ・サベージとの忘れられない抗争もあった。
05年にWWE殿堂入り。そして20年にはNWOのメンバーとして2度目のWWE殿堂入りを果たした。
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