×

佐々木尽 日本人初ウエルター級世界王者へ19日決戦「ノーマンがベルトに見える。欲しくてたまりません」

[ 2025年6月17日 12:23 ]

プロボクシング WBO世界ウエルター級タイトルマッチ   王者 ブライアン・ノーマン(米国)<12回戦>同級2位 佐々木尽(八王子中屋) ( 2025年6月19日    東京・大田区総合体育館 )

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ= ファイティングポーズをとる佐々木尽(右)とブライアン・ノーマン(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 WBO世界ウエルター級タイトルマッチの公式記者会見が17日、横浜市内のホテルで開かれた。日本初のウエルター級世界王者を目指す佐々木尽(23=八王子中屋、19勝17KO1敗1分け)は無敗のWBO王者ブライアン・ノーマン(24=米国、27勝21KO2無効試合)を前に王座奪取を誓った。

 対面はラスベガスで防衛戦直後のノーマンに挑戦状を手渡した今年3月以来。バンダナを頭に巻いて登場した佐々木は「日本に王者が来て対戦してくれることに感謝している」と述べた直後、「日本にベルトを置いていってくれてありがとう。勝つのは僕なので。このベルトは離さないですよ。ノーマン選手がベルトに見える。ノーマン選手が欲しくてたまりません」と横にいる王者へ強烈なメッセージを送った。その一方で、「僕はノーマン選手のスタイルがめちゃめちゃ好きで、男として素晴らしいと思っている」と相手を称え、「そのままぶつかってきてほしい。男と男の勝負をしようと思っている。絶対に面白い試合になる。最高の一戦、歴史に残ると思うので、盛り上げて最高の試合をしましょう」と呼びかけた。

 2週間前に来日して調整を続けてきたノーマンは「環境に慣れることと時差調整が理由だったが、来日直後からコンディションは最高で問題ない。自分が世界王者であることを証明する試合を見せたい」とコメント。「このベルトは人生すべてを懸けて手に入れたものだ。簡単に渡すつもりはない」とプライドをのぞかせ、「最高の一戦になると思う。佐々木尽という日本で最高の選手と戦えるのはうれしい。記録を見てもアクション満載の激しい試合が予想される。来日して日本が好きになったし、また日本に帰ってきて試合ができればいいなと思っている」と抱負を述べた。

 伝統のウエルター級(リミット66.6キロ)で日本勢の世界挑戦は辻本章次(ヨネクラ)、龍反町(野口)、尾崎富士雄(帝拳)、佐々木基樹(帝拳)に次いで5人目、計6度目。日本国内でのウエルター級世界戦は1989年12月10日、後楽園ホールで尾崎がWBA王者マーク・ブリーランド(米国)に4回TKO負けして以来、36年ぶりとなる。ウエルター級のグローブは国内では10オンス(約0.28キロ)が使用されているが、世界戦となる今回は8オンス(約0.22キロ)で行われる。

 興行はLeminoプレミアムで独占ライブ配信される。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年6月17日のニュース