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統一王者・中谷潤人が一夜明け会見 階級アップ歓迎の尚弥に勝つ自信は?「言えません(笑い)」

[ 2025年6月9日 11:15 ]

笑顔の中谷(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBC・IBF統一世界バンタム級王者となった中谷潤人(27=M.T)が西田凌佑(28=六島)との王座統一戦から一夜明けた9日、都内のホテルで会見を開いた。8日の王座統一戦(有明コロシアム)では初回から激しい打ち合いの末、右肩を脱臼した西田が続行を断念して6回終了TKO勝ち。試合後は観戦した世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)へ「もうすぐ行くので待っていてください」と呼びかけ、階級アップを示唆した。

 米リング誌選定のバンタム級世界王者ベルトも手にした中谷は「素直にうれしいなという気持ちはあります。たくさん練習してきたので、それが形になって結果が出てよかった」と笑みをこぼした。前夜は試合の映像を見返したそうで「少し力みすぎて大振りになったシーンもあった。西田選手と戦うために用意した戦術、強いパンチを振っていくこと意識していたので、大振りにつながったのかと思う」と自己解説した。

 打ち合いに応じた西田については「凄い気持ちも感じられて、タフだなと感じながら戦っていた。キャリアの中で良い経験になった。(打たれても)表情にも出なかったのでやりづらい部分はありました」と改めて評価。戦前に“破壊”すると宣言したどおりの内容に「それはチームと大事にしてきた部分。距離感の良い選手なので、そこに当てはまるボクシングをしていたら良くないと思った。そこを崩していくことを意識して、1ラウンドから前に出られたのは自信になった」と振り返った。

 来年5月に中谷との対決が計画されている井上は試合後、SNSで「スーパーバンタム級戦線へようこそ。こんな強い日本人がいたらワクワクしちゃうよな」と階級アップを歓迎した。中谷もこの日、「井上選手は強いんでワクワクしてます」と対戦が待ち切れない様子で、バンタム級“卒業”のタイミングについては
「いろんな選択肢がある中で、スーパーバンタム級に行くことも強く思っている」と含みを持たせた。井上と戦って勝つイメージを問われると「それは言えません」と笑ってかわしながら、勝つ自信については「まだこれから試合もある。その過程を経てより強くしていきたい」と答えた。年内に少なくとも1試合は行う予定と明かし、「ケガもないので早くやりたい。強くなるために時間を使っていきたい」と話した。

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