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矢吹正道が公開スパー 相手を務めた元世界王者ロサレス「矢吹が8~9RにKOで勝つ」と太鼓判

[ 2025年3月7日 18:25 ]

公開スパーリングでロサレス(左)に矢吹正道が右を打ち込む(撮影・椎名 航)
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 プロボクシングIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(32=LUSH緑、17勝16KO4敗)が7日、名古屋市緑区の所属ジムでスパーリングを公開した。29日に愛知県国際展示場でIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(24=18戦全勝8KO)に挑み、ライトフライ級王座を保持したまま「同時2階級制覇」を目指す。

 スパー相手を務めたのは元WBC世界フライ級王者で現在は同8位につけるクリストファー・ロサレス(30=ニカラグア、37勝22KO7敗)だ。18年4月に比嘉大吾から9回TKOでWBC世界フライ級王座を奪い、24年10月は決定戦で寺地拳四朗と同王座を争って11回TKO負けと日本にも、なじみがある。22年4月にアヤラと対戦(12回判定負け)経験もあり、リーチがあり好戦的な“仮想アヤラ”に最適なパートナーと言える。

 立ち上がりからロサレスがグイグイと距離を詰めワンツーや左ボディーを放つ。これに対し、矢吹はカウンターの右や左フックで対抗。2回は近距離で激しくパンチを交換し、右アッパーなどをヒット。3回前半は攻め込まれる想定で、じりじり後退しながら右カウンターなどを返し、同後半は逆にプレスをかけてロープに詰めて連打した。4回はロレサスが左構えにスイッチするなど、さまざまな場面を想定した手合わせだった。

 矢吹と2度目のスパーリングを終えたロサレスは「矢吹に強さを感じる。右ストレートがいい。けっこう差し込まれたし、打ち方がうまい。フライ級でも全然、問題ない。力強さがある。アヤラは強いが、こちらが前に押せば(アヤラの)足が止まるし下がる。矢吹はもう少し前に出てプレスをかけて押し切った方がいい」と印象を語った。その上で勝敗予想を問われ「8~9ラウンドぐらいで矢吹がKOで勝つんじゃないか。矢吹は回が進むごとにプレスが強くなる。アヤラは(回が進んでも)ずっと同じ感じだから」と尻上がりにギアを上げる矢吹のKO勝利に太鼓判を押した。

 これまで計100回に及ぶスパーリングを消化した矢吹は「強い相手を用意してもらい、緊張感のある練習ができている。順調」と充実の表情だ。現在、体重はリミットまで約5キロという。ロサレスはスパーリング打ち上げの23日ごろまで滞在する見通し。直前まで強敵相手にきっちり仕上げていく。

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