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天心「なめてもらっちゃ困る」 モロニー戦へ気合十分 前世界王者の挑発にも動じず“ヒーロー”になる!

[ 2025年2月22日 14:39 ]

プロボクシング バンタム級10回戦   WBOアジア・パシフィック同級王者 那須川天心(帝拳)<10回戦>前WBO世界同級王者 ジェーソン・モロニー(オーストラリア)  ( 2025年2月24日    東京・有明アリーナ )

<中谷潤人、那須川天心会見>モロニー(右)と並ぶ那須川(撮影・島崎忠彦)
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 ダブル世界戦興行「Prime Video Boxing 11」の公式記者会見が22日、都内で行われた。ボクシングデビュー戦から5戦全勝2KOの“神童”WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者・那須川天心は(26=帝拳)は対戦相手で前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)と初対面。この日、両者が目を合わすことはなかったが、那須川は秘めた闘志を爆発させる覚悟をにじませた。

 元世界王者に挑む那須川は「コンディションは素晴らしく良くて、次が6戦目だが毎回やるごとにコミットしている感じもある」と話し「太陽の光を浴びたり禅を組んだりして集中を高めてやっていきたい」と話し、会見後は所属ジムに移動して調整を行う意向を明かした。

 元世界王者としてのプライドをのぞかせるモロニーは先日の公開練習で那須川に対し「この挑戦はまだ早すぎたなということを分からせたい」、「天心よりも勝ちたい気持ちが強い」などの発言を繰り返した。那須川はこの挑発に対し「それはみんなやっぱり言いますよ。どう考えても早いと思うし」とした上で「そこのレベルにいるというのは、自分でも今回のトレーニングの中でそれ以上のものを作ってきた自信がある。なめてもらっちゃ困るよ、というか全部ぶつけにいくよというのはある」と自信満々に言い放った。

 「自分の中でも燃える試合は今まであまりなかった。非常に楽しみな試合」とボクシング6戦目で初めて味わう感覚だという。この日、両者が目を合わせることはなかったが、「ボクシング界をにぎわす試合というのは初めてだと思う。いつも以上にSNSでも言われるし、いつも以上に声もかけられる。日常からそういう熱を感じることができてるので、いいものつくれそうだなと思う」とにやりと笑った。

 4団体王座を独占するバンタム級の日本人王者にアピールする。当日はIBF王者・西田凌佑(28=六島)、さらに那須川との対戦も待たれるWBO王者・武居由樹(28=大橋)も現地観戦することが濃厚。会場には同興行に出場するWBA王者・堤聖也(29=角海老宝石)、WBC王者・中谷潤人(27=M・T)ら“四天王”が集結することとなる。那須川は「今は世界に挑戦できるかできないか、というのが自分の立ち位置。でも、自分の中では常に一番だと思っている。今回のろしを上げないと意味がないと思っている」と話し「ここまで来たぞ、というのを今回の試合で見せなきゃいけないなと思う。僕が勝つことによって、ボクシングの楽しさを広げられると思う。今、世の中的にあんまりいいニュースがなく、ヒーローがいない。そこを僕が先頭に立って体現していきたい」と世界挑戦を狙う上で試金石となる一戦で、世間にアピールする勝利を約束した。

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