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【ボクシング】井上拓真 5・6石田匠との防衛戦へ「何もさせないよ」 兄・尚弥との兄弟同時防衛に自信

[ 2024年3月26日 17:36 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者 井上拓真《12回戦》同級1位 石田匠 ( 2024年5月6日    東京ドーム )

WOWOWで収録に臨んだ井上拓
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が26日、父の真吾トレーナーとともに都内で『エキサイトマッチSP「井上拓真vsアンカハス」「ユーリ阿久井政悟vsダラキアン」』(4月15日午後9時からWOWOWライブ&オンデマンドで放送)を収録。5月6日、石田匠(32=井岡)の挑戦を受ける防衛戦へ「どうこようが対応する。何もさせないよ、という感じ」と完勝を宣言した。

 元世界王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を9回KOで下した先月の一戦を振り返りながら、番組で初解説を務めた拓真は「ちゃんとできているか不安だった」と苦笑しながら「過去一の内容の試合。今回は自信が一番の収穫になった」と改めて手応えを口にした。

 前戦から約2カ月の試合間隔で次戦に臨む。アンカハス戦の7日後からジムワークを再開したことを明かし「(体調は)全く問題ない。体重もそこまで増えていないので短いスパンでの試合もありかな、と感じている」と笑顔。現在は同門の日本フェザー級王者の松本圭佑(24)とスパーリングを行うなど、万全の調整を進めている。

 挑戦者の石田は21日に大阪で行われた会見で「拓真選手は“バチバチにいく”と発言していると聞いた。僕もバチバチにいく」と言ったことに対して「臨むところです」とにやりと笑う。1メートル73と長身の石田のジャブを警戒した上で「中間距離でも接近戦でも自分の方が勝っている。どんな形でも必ず勝つ」と宣言。

 メインイベンターを務める兄で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の尚弥(30)へ「(兄弟同時防衛は)必ずそこは絶対条件。しっかり勝っていいバトンを渡したい」と闘志を燃やした。

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