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【ボクシング】21歳ホープ高見亨介か 43歳“鉄人”堀川謙一か 2日に22歳差対決

[ 2024年3月1日 15:48 ]

前日計量をパスした高見(左)と堀川
Photo By スポニチ

 プロボクシングライトフライ級10回戦(東京・後楽園ホール)の前日計量が1日に都内で行われ、IBF同級15位の高見亨介(21=帝拳)と元東洋太平洋同級王者で現日本同級8位の堀川謙一(43=三迫)はともに48・8キロでパスした。

 5戦全勝4KOの高見を迎え撃つ堀川は「減量も問題ない。準備してきたことを出します」とベテランの風格を漂わせた。

 現役日本人ボクサー最多の61戦(41勝14KO19敗1分け)を誇る“鉄人”堀川はこれまで元世界3階級制覇王者・八重樫東(大橋)やWBC&WBA世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)ら強豪とのタイトル戦を経験したベテランで、昨年8月には元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(29=ワタナベ)と対戦した(判定負け)。

 同階級の強敵との対戦が続き現在3連敗中だが20年7月以来、4戦ぶりの勝利に意欲を示す。担当する加藤トレーナーは「メンタルはぶれないし、調子も良さそう。若さを跳ね返せるものはあると思う」と背中を押す。

 高見について堀川は「勢いのある元気な若い選手。自分の経験が有利だとは思っていない」と気を引き締めながら、「ここまで何とか頑張ってあらがってきた。毎試合(引退は)考えている。もう今更、体力の衰えとは言えない」とただならぬ決意を口にした。

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