ボクシング寺地拳四朗の対抗王者、IBFはノンティンガが返り咲き
プロボクシングWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)が現級で3団体統一を目指す場合の標的の一人が定まった。
IBF同級タイトルマッチが16日(日本時間17日)、メキシコのオアハカで行われ、前王者で同級5位の挑戦者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)が王者エイドリアン・クリエル(メキシコ)を10回TKOで破り、王座へ返り咲いた。
序盤から激しくパンチを交換。ノンティンガは8回に右ストレートをヒットして攻勢を強めた。10回は左フックのヒットからロープへ追い込んで連打。クリンチが解けると、今度は右フックから再びロープ追い詰め左右をたたき込み、スタンディングダウンを奪った。再開後も攻勢を緩めない。今度はコーナーへ、2度目に追い詰めて連打した際にレフェリーが試合を止めた。
ノンティンガは昨年11月にモンテカルロで行われた試合でクリエルに2回KO負けし王座から陥落。今回は敵地へ乗り込んでベルトを奪い返した。戦績は13勝(10KO)1敗となった。
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