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“ボクシング界のゆうこりん”統一王者・黒木優子 判定負けで王座陥落「面白くない試合をして申し訳ない」

[ 2024年1月13日 00:01 ]

<WBA&WBO女子世界アトム級タイトルマッチ 黒木優子・松田恵里>松田のパンチを受ける黒木(左)(撮影・沢田 明徳)
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 ボクシング女子トリプル世界戦が行われ、IBF女子世界アトム級1位・山中菫(22=真正)は3―0で判定勝ちし、兄・竜也(28=同)に続き日本初のきょうだい世界王者となった。WBOスーパーフライ級王者の昼田瑞希(27=三迫)はパク・ジヒョン(38=韓国)を下し2度目の防衛に成功。WBA&WBOアトム級王者の黒木優子(32=真正)は松田恵里(29=TEAM10COUNT)に1―2判定で敗れ王座から陥落した。

 黒木はガードの隙間から何度もワンツーも打ち込むも、中盤以降はカウンターの右フックを被弾する場面も目立ちまさかの判定負け。「前半ジャブをもらいすぎてしまった。統一王者として面白くない試合をしてしまったことが申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 今後については「負けたら引退するつもりだったがまだやり切ってない」と現役続行を示唆。取材後には「負けちゃった~」とあっけらかんとしていた。

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