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【ONE】武尊 ロッタン戦消滅から世界ベルトがモチベーションに「体が壊れても穫ることしか考えてない」

[ 2024年1月12日 06:15 ]

ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチ   王者 スーパーレック・キアトモー9ー挑戦者 武尊 ( 2024年1月28日    東京・有明アリーナ )

武尊
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 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が11日、都内で記者会見を行い、今月28日に開催される「ONE165」(東京・有明アリーナ)でK-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者・武尊(31=team VASILEUS)の対戦カードが、現ONEフライ級キックボクシング王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)と3分5ラウンドのONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチに変更になったことを改めて発表した。

 会見にはチャトリ・シットヨートンCEO、スーパーレック、武尊が出席した。会見終了後には武尊が囲み取材に対応した。

 今回がONEデビュー戦となる武尊。ONEでは計量の他に過度な水抜きを抑制するため、尿比重を計測するハイドレーションテストが行われるため、先日ハイドレーションテストに向けた予行練習したことをSNSで報告していた。

 「初めてのシステムなので、どれくらい水分が抜けるのかやってみようかなと思って、リミットが61・2キロなので、61・8キロぐらいまで一旦落としてハイドレーションテストをやってました。数値的には大丈夫そうだったので、あとは微調整していこうかなと思います」と話した。

 ロッタン戦が消滅して、急遽スーパーレックとの世界タイトルマッチに変更となったが研究や対策も問題ないという。「僕はどんな相手でも相性とか関係なく、自分のスタイルに巻き込んで戦うのが得意。自分の中でも対策は固まってきている」とコメントした。

 今はスーパーレックが保持する世界ベルトがモチベーションになっている。そして次戦以降組まれるだろう今回消滅したロッタンとの試合なども考えず、今はスーパーレックと世界タイトルマッチに集中していると強調した。

 「2週間ぐらい前まではロッタン選手に勝つことしか考えてなかったですけど、今はベルトを穫ることしか考えてないです。次のことも考えないで、この試合で体が壊れてもあのベルトだけは1月28日に持って帰ります」。

 スーパーレックの公開練習でのミット打ちを見て「蹴りは強烈だと思うし、パンチも固そうで重そうでした。警戒するポイントはありそうだなと思いました」と相手の攻撃を見た印象を語った。

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