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大仁田厚 あの世界的大スターを嫌いになった理由「子どもの頃って傷つくじゃん」

[ 2023年6月6日 14:54 ]

大仁田厚
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 プロレスラーの大仁田厚(65)が6日までに更新されたYouTubeチャンネル「木原オヤジのプロレス話しようぜ! inジャイアント馬場バル」にゲスト出演。マット界のレジェンドたちのエピソードを明かした。

 大仁田がプロレス界に身を投じたのは1973年(昭48)。ジャイアント馬場さん(1999年死去)が全盛だった全日本プロレスの門を叩いた。大仁田が若手時代の70年代に活躍したトップレスラーの話題に移り、名前が挙がったのが「千の顔を持つ男」の異名を持つミル・マスカラスだった。

 ホスト役の全日本プロレス・木原文人リングアナウンサーに「あの頃、(大仁田さんと)対戦あったんじゃないですか」と振られると、「大変だよ」と口にして、忘れられない思い出を語り始めた。

 「マスカラスのマスクが洗面所に置いてあったんだよ。オレ、被ったんだよ。そしたら、後ろから(マスカラスに)メチャクチャ怒られて…。(スペイン語で)ワーワーって言われて、子供の頃って傷つくじゃん。もう、大嫌いになったもんね」

 共演した同団体の和田京平レフリーによると、世界的大スターは自分のマスクを触られるのを最も嫌っていたとか。「虎の尾」」を踏んだ大仁田は「絶対、(素)顔を見せなかったもんね」と述懐した。

 当時の外国人レスラーで、マスカラスと人気を二分していたのがテリー・ファンク。いたずら好きで知られるテリーは、巡業で飛行機に乗った時、荷物を乗せるターンテーブルに乗って遊んでいたという。大仁田は「テリーがクルクル回ってるの」と当時を思い出して苦笑いしていた。

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