【ボクシング】佐々木尽が5回TKO勝ちでアジア2冠 目標の世界戦へ「自分の実力はこんなもんじゃない」
プロボクシングWBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチ&東洋太平洋同級王座決定戦 佐々木尽<5回43秒TKO>ジョー・ノイナイ ( 2024年5月16日 東京・後楽園ホール )
![](/battle/news/2024/05/16/jpeg/20240516s00021000846000p_view.webp)
Photo By スポニチ
日本人初のウエルター級世界王者を目指すWBOアジア・パシフィック同級王者の佐々木尽(22=八王子中屋)が挑戦者ジョー・ノイナイ(28=フィリピン)を5回TKOで下しアジア2冠を獲得した。
左肩の手術をしてから約10カ月ぶりのリング。立ち上がりからガード固めじりじりと圧をかけながら左右のフックを豪快に浴びせた。アッパーを被弾する場面も目立ったが、5回にはコーナーで左フックを効かせると、連打を浴びせ最後は右フックでダウンを演出。レフェリーストップに持ち込み「倒すことしか考えられなかった、ホッとした」と笑顔を見せた。
「自分の中に潜んでいるライオンが戦いに飢えている」とこの日はライオンをモチーフにしたコスチュームで入場。会場を沸かせた一方で「びっくりするくらい緊張して体が硬くなってしまった。(手術で)もうボクシングができないとも思っていたので(ボクシングができる)幸せで緊張した」と苦笑い。
それでも元WBOAP王者相手に有言実行のKO勝利。現在はWBOとWBAで4位に入るなど、世界主要4団体でランキング1桁以内に入るが「自分の実力はこんなものじゃない。もっと高いので勘違いしないでほしい」と呼びかけ「今回の試合内容では勝てないが、(WBC世界同級暫定王者)バリオスと(IBF同級王者)エニスには勝てると思っている」と強気に話した。
所属ジムの中屋一生会長は世界戦のオファーが来れば対戦を受ける可能性も明かしながら「まずは米国で海外の強豪選手とスパーリングをさせたい」とじっくりと経験を積ませてその時に備える考えを示した。
2024年5月16日のニュース
-
【ボクシング】佐々木尽が5回TKO勝ちでアジア2冠 目標の世界戦へ「自分の実力はこんなもんじゃない」
[ 2024年5月16日 22:18 ] 格闘技
-
元Jリーガー山口聖矢 プロ2戦目はダウン奪われながらも逆転判定勝ち 幼なじみ尚弥「危なかったよ!」
[ 2024年5月16日 19:18 ] 格闘技
-
尚弥と幼なじみ元Jリーガー・山口 モンスターから助言受け「当たれば倒れると思う」東日本新人王4回戦へ
[ 2024年5月16日 05:30 ] 格闘技
-
井上尚弥 大谷翔平と対面? ドジャース戦観戦予定も大橋会長「どうでしょうね」 6・6米で授賞式
[ 2024年5月16日 05:30 ] 格闘技