京口紘人が再起戦へ計量パス　「あきまっくす」こと亜希夫人の特製鶏雑炊でリカバリー

前日計量をパスした京口（左）とローランド・ジェイ
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　プロボクシング前WBA世界ライトフライ級王者・京口紘人（29＝ワタナベ）が19日、フライ級転級後初戦となる同級10回戦の前日計量に臨み、50・7キロでパスした。京口は昨年11月に寺地拳四朗（31＝BMB）との2団体王座統一戦に敗れて王座陥落。3階級制覇に向け、約6カ月半ぶりの再起戦となる。

　京口は「テーマは勝つこと。欲を言えばKOだが、勝たないといけないというのは今まで以上に大きい。負けられない」と淡々。フライ級初戦へ体重のデータなども細かく管理し「耐久力やエネルギッシュな部分を出せれば」とミニマム級、ライトフライ級に続く世界3階級制覇へ自信を口にした。

　この日は今年1月に結婚したインフルエンサーの「あきまっくす」こと若林亜希夫人もともに会場入り。計量後は、アスリートフードマイスター3級の資格を持つ同夫人の特製鶏雑炊を食べてリカバリーした。「めっちゃうまいっす。食の好みも合う」と笑顔。食事の飽きもなく、筋肉を落とさずに減量できたことも明かし「結婚もしたし負けられない。頑張るしかない」と結婚後初試合を妻のためにも白星で飾る覚悟を口にした。