旭道山のおい　波田が再起戦でKO勝ち　「練習でやってきたこと出せた」

KO勝ちを収めた波田
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　日中平和友好条約の締結から45周年を記念した、プロボクシング日中対抗試合が1日、後楽園ホールで行われ、大相撲の元小結・旭道山のおい、日本同級4位の波田大和（26＝帝拳）が再起戦で3回0分29秒でKO勝ちを飾った。「自分のタイミングで打てた」と3回に右フックからの左ストレートで相手をマットに沈めた。

　
　昨年10月、日本同級挑戦者決定戦で原優奈（真正）に判定負けを喫して以来、約7カ月ぶりの一戦。「あの日のことは一日も忘れたことはない」とジャブやガードの基本動作から見つめ直した。「思ったより試合の感覚が早かったので、少し焦りもあった」としながらカルロス・リナレス・トレーナーと行ってきた練習の成果を発揮した。

　4月1日には因縁の相手・原が日本王座を獲得。波田は「挑戦するも何も、やり返したい思いが強い」と雪辱へ闘志を燃やしていた。