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尚弥4団体統一記念バンタム級トーナメント組み合わせ決定 優勝賞金1000万円の使い道は…

[ 2023年3月31日 18:48 ]

会見した(左から)梅津奨利、堤聖也、増田陸、大橋秀行会長、穴口一輝、富施郁哉、石川春樹
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 ボクシングの大橋ジムが井上尚弥(29=大橋)のバンタム級4団体王座統一を記念して開催する「バンタム級モンスタートーナメント」の組み合わせ抽選会が31日、都内で開かれた。同日までに日本バンタム級王者・堤聖也(27=角海老宝石)、同級3位の富施郁哉(24=ワタナベ)、12位の穴口一輝(22=真正)、13位の梅津奨利(24=三谷大和スポーツ)、石川春樹(23=RK蒲田)、増田陸(25=帝拳)の参戦が決定。出場調整中の1人を加えた7人でトーナメントが行われ、1回戦(5月20日、東京・墨田区総合体育館)は増田―富施、穴口―未定、石川―梅津の顔合わせとなった。シードの堤は準決勝(8月30日、東京・後楽園ホール)から登場し、増田―富施の勝者と対戦。決勝は12月26日(同)で優勝者には賞金1000万円が贈られる。

 日本王座2度目の防衛に成功した3月20日の試合後に打診されたという堤は「出るつもりはなかった。世界ランカーと試合をして世界へ行きたかったが、チャンスを待って時間がかかるより、出たら8、12月と2試合できる。賞金も大きいので決めた」と説明。増田―富施の勝者との対戦については「メンツがそろった中で強いと思っていた2人。いきなり来たかという感じ」と話した。各選手は参戦の理由を「強い選手と戦える」と口をそろえ、ノーランカーの石川と増田は「ランキングに入りたい」「上へ上がるには一番」と飛躍のきっかかにしたい考えを示した。

 優勝賞金1000万円の使い道について、各選手は以下のように答えた。

 ▼堤聖也 古着が大好きなので凄いビンテージを買いたい。

 ▼増田陸 まずは両親に学費を返したい。あとは広陵高と立大のボクシング部に寄付をしたい。

 ▼富施郁哉 家族と旅行がしたい。洋服も好きなのでたくさん買いたい。

 ▼穴口一輝 奥さんと子供がいるので旅行に連れていきたい。あと、車を買います。

 ▼石川春樹 おいしいものを食べて、小さい頃から世話になっているRK蒲田ジムに寄付をしたい。

 ▼梅津奨利 自分を強くするために使いたいと思っている。

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2023年3月31日のニュース