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結婚後初戦の西田凌佑、V3誓う「集中して絶対に勝ちます」3150FIGHT SURVIVAL前日計量

[ 2023年3月31日 15:41 ]

前日計量をリミットの53・5キロでパスしたWBOAPバンタム級王者の西田凌佑
Photo By スポニチ

 ボクシングイベント「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」(エディオンアリーナ大阪第2競技場)の前日計量が31日、大阪市内であった。

 メインのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級タイトルマッチ12回戦で3度目の防衛を狙う王者の西田凌佑(26=六島)はリミットちょうどの53・5キロで、同級13位の挑戦者ソンセン・ポーヤム(タイ)は52・8キロでパスした。西田は、近大ボクシング部の同級生で全日本女子3連覇した河野沙捺さんと3月10日に結婚。減量により一層、引き締まった表情で「明日は集中して絶対に勝ちます」と気合を示した。バンタム級は、日本初の世界主要4団体王座統一を果たした井上尚弥(大橋)が全ての世界ベルトを返上しており、その争奪戦が始まる。「チャンスがあれば、いつでも世界へいきたい。準備はしている」。目の前の試合を確実に勝ち、羽ばたく機会を待つ。

 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦で3度目の防衛を狙う王者の坂晃典(31=仲里)と同級1位で指名挑戦者の原優奈(28=真正)はともにリミットの58・9キロでパスした。計量後は報道陣の求めに応じ、フェースオフで視線を交錯させ、決戦ムードが高まる。タイトル挑戦の原は「メチャクチャ完璧に仕上がった。新チャンピオン誕生は時間の問題」と自信満々。これに対し、王者の坂は「明日、全てがわかる。弱い犬ほど、よくほえる。(発言は)どうぞ、ご自由に」と余裕を示した。

 日本スーパーウエルター級暫定王座決定戦に臨む同級1位の中島玲(24=石田)はリミット(69・8キロ)を100グラム下回る69・7キロでパス。「僕が勝つと決まっている。見てくれる人を魅了する試合にしたい」と意気込んだ。同級2位の加藤寿(37=熊谷コサカ)はリミットの69・8キロでパスし「持てる力を出し切り、ベルトを持って帰れるように頑張ります」と話した。

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2023年3月31日のニュース