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日本4大タイトルマッチ4・26開催 ライト級王者・宇津木秀「世界へ向けてのステップ」

[ 2023年3月31日 18:26 ]

会見した(左から)高田勇仁、重田裕紀、宇津木秀、アオキクリスチャーノ、大橋秀行会長、藤田炎村、仲里周磨、坂井祥紀、長谷部守里
Photo By スポニチ

 ボクシングの大橋ジムは31日に都内で会見を開き、4月26日に東京・後楽園ホールで開催する「フェニックスバトル99」で日本4大タイトルマッチを行うと発表した。当初予定されていた日本スーパーバンタム級王座決定戦の石井渡士也(22=REBOOT.IBA)―下町俊貴(26=グリーンツダ)が中止となり、日本タイトルマッチは以下の4試合。

 ▽日本ライト級タイトルマッチ10回戦
 王者・宇津木秀(28=ワタナベ、12戦全勝10KO)―同級1位・仲里周磨(26=オキナワ、17戦12勝7KO2敗3分け)

 ▽日本スーパーライト級王座決定戦10回戦
 同級1位・アオキクリスチャーノ(34=角海老宝石、27戦16勝11KO9敗2分け)―同級2位・藤田炎村(28=三迫、10戦9勝7KO1敗)

 ▽日本ウエルター級王座決定戦10回戦
 同級1位・重田裕紀(32=ワタナベ、12戦8勝5KO2敗2分け)―同級2位・坂井祥紀(32=横浜光、42戦26勝14KO13敗3分け)

 ▽日本ミニマム級王座決定戦10回戦
 同級1位・高田勇仁(24=ライオンズ、10勝5KO8敗3分け)―同級2位・長谷部守里(27=三迫、15戦9勝3KO6敗)

 3度目の防衛戦となる宇津木は、「近い距離(の戦い)になると思う。ライト級では前東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック王者の吉野修一郎(31=三迫)が4月8日に無敗のスター選手、シャクール・スティーブンソン(25=米国)とのWBC挑戦者決定戦に臨むが「凄いと思う。僕も今回は世界へ向けてのステップ。落とすわけにはいかない」と抱負を語った。

 ▼仲里周磨 (21年に)吉野(修一郎)さんに負けて悔しい思いをした。次こそ(ベルトを)取るという気持ちでやってきた。パンチ力には自信がある。

 ▼アオキクリスチャーノ 藤田選手には気持ちの強さを感じる。気持ちや戦い方で自分と似ているところを感じる。意識しているのは楽しむこと。きっと結果もついてくる。

 ▼藤田炎村 (アオキは敗戦から)立ち上がってきた数が全然違う。絶対に夢から目を離さない、ぶれない気持ちがある。そこは凄くリスペクトしている。

 ▼重田裕紀 (1敗1分けの坂井と3度目の対戦)1、2回目とも勝ちきれなかったので、もう一度戦うチャンスが巡ってきてうれしい。凄くタフでうまい選手。

 ▼坂井祥紀 (重田は)サウスポーのパンチャー。前回は倒されているので今回は気をつけたい。リングでどう感じるかによって試合を組み立てたい。

 ▼高田勇仁 (2月の王座決定戦が相手の減量失敗で中止)ショックだったが、2カ月後に決めてくれてよかった。(長谷部は)うまくて体幹が強い。カウンターやフェイントが凄い。

 ▼長谷部守里 ボクシングをやって12年、やってきたことを全て出して勝つ。ミニマム級のベルトは以前三迫ジムにあった。自分のモノとして持ち帰りたい。

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2023年3月31日のニュース