×

拳四朗の加藤トレーナーが代役挑戦者の公開練習を視察 右構えに変更も「調子は間違いなくいい」

[ 2023年3月30日 18:07 ]

プロボクシング・WBC&WBA統一世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ( 2023年4月8日    東京・有明アリーナ )

シャドーボクシングをするオラスクアガ
Photo By スポニチ

 WBC&WBA統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31=BMB)に挑戦するWBA世界フライ級2位のアンソニー・オラスクアガ(24=米国)が30日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行った。マイコプラズマ肺炎を発症したWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)の代役挑戦者の練習を、寺地を担当する三迫ジムの加藤健太トレーナー(37)も視察。寺地から送ってきた昨年9月のスパーリング映像は手元にあるものの、試合用の減量を始めている姿を直に見て「もうちょっとデカくて、どっしりしているかと思ったが、サイズ感が分かった。手が長いのも見られてよかった。パンチ力はあるが、ディフェンスもいい」と収穫を口にした。

 寺地はゴンサレス対策としてサウスポー相手にスパーリングを積んできたが、オーソドックスの対戦相手に変更となったため右構えの選手とのスパーに切り替え。スパーもこの日までに打ち上げる予定だったが。今週末まで2回追加した。オラクスアガを指導するのが、自身もアドバイスを受けた名将ルディ・エルナンデス・トレーナーとあり「ルディと戦うのかと思うと感慨深い」と明かす一方、「調子は間違いなくいい。(相手の)右左も関係ないぐらいボクシングの完成度が上がっているので、自信を持ってやりたい」と寺地の状態に太鼓判を押した。

続きを表示

2023年3月30日のニュース