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尚弥 仕切り直しフルトン戦7・25!「最高の準備と試合を」

[ 2023年3月30日 05:00 ]

WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   統一王者 スティーブン・フルトン《12回戦》WBC1位&WBO1位 井上尚弥 ( 2023年7月25日    有明アリーナ )

井上尚弥
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 プロボクシング前4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が7月25日に東京・有明アリーナで、WBC&WBO統一スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)へ挑戦することが決まった。大橋ジムが29日、発表した。試合は当初5月7日に横浜アリーナで予定されていたが、井上尚が3月中旬の練習中に拳を負傷したため延期となっていた。

 大橋ジムの大橋秀行会長によると、井上尚はメキシコ人選手とのスパーリングで拳の腱を痛めた。骨には異常がなく、井上尚も強行出場を希望して練習を続けていたが、16日に父の真吾トレーナーを交えて話し合い「今回は万全の状態で挑戦してもらいたい」と大橋会長が延期を決断。その日のうちにフルトン陣営に打診し、21日に受け入れるとの返答があった。全治約1カ月の見込みで、既に練習は再開しているという。

 有明アリーナは昨年12月、ポール・バトラー(英国)に11回KO勝ちしてバンタム級史上初の4団体王座統一を果たした験のいい会場。井上尚は自身のSNSで「延期を受け入れてくれたフルトン陣営、各関係者に感謝をして最高の準備と最高の試合を約束します!必ず勝ちに行きます」と意気込みをつづり、大橋会長は「新たな日程までに必ずや全開の井上尚弥に仕上げ挑戦させます」とコメントした。

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2023年3月30日のニュース