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武尊 6・24パリで1年ぶり復帰戦!1試合最低報酬1億円の日本格闘技界初「PPVファイター」契約

[ 2023年3月30日 04:55 ]

対戦相手のサグデンとにらみ合う武尊                               
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 元K―1世界3階級王者で「カリスマ」と呼ばれた武尊(31)が29日、都内で会見し、ABEMAと専属PPV(ペイパービュー)ファイター契約を結んだと発表した。ABEMAが独占配信する試合に出場すれば、1試合最低1億円の報酬が支払われ、収益に応じて追加報酬を得られる。日本格闘界初の「PPVファイター」となった武尊は「僕が現役を続けていく上で凄いモチベーションになります。業界がもっと発展していく契約になるかなと思います。自分がモデルとして活躍して引っ張っていけたら」と話した。

 会見では、昨年6月に那須川天心に敗れた「THE MATCH」以来となる復帰戦も発表された。6月24日に英国のムエタイプロモーション「MTGP(ムエタイ・グランプリ)」のパリ大会で空位となっている「ISKA61キロ級王座」のタイトルを懸けベイリー・サグデン(英国)と3分5Rで対戦する。海外初試合となる武尊は「テーマは対世界。世界にK―1や日本の格闘技をアピールできるような試合をしたい。最高のKOで勝ちたいと思います」と意気込んだ。

 ▽高額ファイトマネー 格闘技はテレビ中継から有料のインターネット配信が主流となったことで、近年ファイトマネーが高額になっている。ボクシングでは昨年4月の世界ミドル級王座統一戦でゴロフキンと対戦した村田諒太が推定6億円。昨年12月のバトラー戦で世界バンタム級4団体を統一した井上尚弥の報酬が最低3億円だったと言われている。海外では15年5月のウエルター級3団体統一戦でメイウェザーに推定約200億円、パッキャオに約150億円が支払われたという。

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