行方不明の闘魂ガウン間に合った　藤田和之が国技館に届ける

＜アントニオ猪木お別れの会＞アントニオ猪木が引退試合で着用したガウンをリングに納める藤田和之（右）と猪木の孫の猪木尚登さん（撮影・篠原岳夫）
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　昨年10月に死去した元プロレスラーで参院議員を務めたアントニオ猪木さん（本名・猪木寛至、享年79）のお別れ会が7日、東京・両国国技館で行われた。

　一般献花の第2部が始まった午後2時半過ぎに、藤田和之が立派な桐箱を抱えながらリングサイドに登場。中から1998年4月4日の引退試合で着用した猪木さんの闘魂ガウンを取り出して、孫の尚登くんとともに献上した。

　猪木さんのガウンは各地に散らばっていたものがあったが、このほどケンドー・カシンが3枚を回収。この日、カシンの命を受けた藤田が国技館に運び、リングサイドに飾られた。第一部には間に合わなかったが、お宝を間近で見れた第2部のファンにはビッグな“引き出物”となった。