古舘伊知郎　猪木さんは「肉体言語」「プロレス導かれて実況をやらせていただいた」　お別れの会

＜アントニオ猪木お別れの会＞弔辞を終えて壇上から降りる古舘伊知郎（撮影・篠原岳夫）
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　昨年10月1日に死去した元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木（本名・猪木寛至）さん（享年79）の「お別れの会」が7日、東京・両国国技館で開かれた。愛弟子の藤波辰爾をはじめ、親交のあった政治家やタレント、プロレスラーらが参列した。

　惜別の言葉を送った古舘伊知郎は囲み取材に応じ、「アントニオ猪木さんは僕の中では“肉体言語”。猪木さんの頭の中にイメージがある、試合の物語がある。猪木さんに導かれてプロレス実況をやらせていただいた」とコメント。

　お別れの会でアンドレ戦の実況をやった理由について「（名勝負が）いっぱいありすぎて迷った。（猪木が）いるような、いないような、バーチャルのようなメタバースのような不思議な空間。ビジュアルとして対比が、類い稀なる試合を再現して猪木さんに聞いてもらおうと思って」と振り返った。