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那須川天心プロデビュー戦などをESPN+で全米生配信 トップランク社が発表

[ 2023年2月15日 08:47 ]

那須川天心
Photo By スポニチ

 ボクシングの米プロモート大手トップランク社は14日、4月8日に東京・アリーナで行われるWBA&WBC&WBO世界ライトフライ級3団体王座統一戦の寺地拳四朗(31=BMB)―ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)や那須川天心(24=帝拳)のプロデビュー戦など5試合を、米スポーツ専門局ESPNの配信サービスESPN+で全米にライブ配信すると発表した。

 発表されたリリースでは、WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級統一王者・寺地とWBO同級王者ゴンサレスの最近の戦いぶりに触れ「12ラウンドの戦いでどちらか1人が誰もが認める王者に近づく」とPR。さらに「元キックボクシング複数階級王者の那須川天心がスーパーバンタム級6回戦で与那覇勇気と対戦する。那須川はわずか15歳でキックボクシングのプロとしてのキャリアをスタートさせ、40戦以上無敗の記録を打ち立て、総合格闘技にも出場していたが、常にボクシングへの強い関心を持ち続けていた。24歳の彼は18年にフロイド・メイウェザーとのボクシングエキシビションに参戦したが、4月8日がプロ最初の公式戦となる。与那覇は日本バンタム級4位でキャリア9年のベテラン。32歳はここ6戦で5勝1敗」と日本人のデビュー戦としては異例の扱いで紹介している。

 ESPN+ではWBA世界バンタム級王座決定戦の井上拓真(27=大橋)―リボリオ・ソリス(40=ベネズエラ)、IBF世界フェザー級挑戦者決定戦のキコ・マルチネス(36=スペイン)―阿部麗也(29=KG大和)、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチの王者・佐々木尽(21=八王子中屋)―小原佳太(36=三迫)の3試合もライブ配信。リリースには「寺地―ゴンサレス、那須川―与那覇、その他の試合はESPN+で早朝に米国内で独占ライブ配信される」と記されており、那須川のプロデビュー戦がライトフライ級3団体王座統一戦と並ぶカードと印象づける内容となっている。

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2023年2月15日のニュース