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アマ4冠の松本流星が3回KO勝ちでプロデビュー 宮田彪我は判定勝ち

[ 2023年2月4日 19:41 ]

プロデビュー戦に3回KO勝ちした松本流星
Photo By スポニチ

 ボクシング帝拳ジムのアマ出身2選手が4日、東京・後楽園ホールで行われた興行「ダイナミックグローブ」でプロデビュー戦を白星で飾った。

 日大出身で国体や全日本選手権などアマ4冠の松本流星(24)はミニマム級6回戦でエルネスト・トリニダード(25=フィリピン、7戦5勝3KO1敗1分け)と対戦。1回から左ストレートや左ボディーが有効で、2回にスリップダウンする場面もあったが、3回に左で最初のダウンを奪取。左ストレートを打ち抜いた2度目のダウンでトリニダードは立ち上がったもののフラフラで、レフェリーがテンカウントを数え上げた。KOタイムは3回2分48秒。

 本来は右効きだが、4歳でボクシングを始めると、ジムで鏡に映った父親の姿を真似するうちにサウスポーになったというエピソードを持つ。デビュー戦では“神の左”と呼ばれた帝拳ジムの大先輩・山中慎介氏をほうふつさせる左ストレートに、軽快なステップワークも見せており、今後が楽しみな存在だ。

 また、法大出身でアマ通算34勝の宮田彪我(22)はライト級6回戦でデビュー。エルネスト・カガンパン(27=フィリピン、7戦4勝4KO2敗1分け)と1回から打ち合いを演じ、強烈な右などを打ち込む一方で左を何度ももらうなどヒヤリとさせたが、3―0で判定勝ちした。

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2023年2月4日のニュース